2017年10月10日火曜日

タクシー運転手の1日

タクシー運転手の1日は、車両点検から始まります。
多くの運転手は自分の担当車両を持っており、エンジンオイル、バッテリー、外装の傷などといった決められたチェック項目を確認していきます。
そして、アルコールチェック後、点呼を行います。
※本人がチェックしたことを確認するために「カメラ(写真参照!)」も付いています。(^^)

出典:掲載写真 東海電子(株)/ 業務用アルコール濃度測定システム

「点呼」とは、乗務前と乗務終了時に乗務員・運行管理者間で行われる、点検や健康状態、酒気帯びの有無などを報告・確認する「朝礼」「終礼」のようなものです。

そして、点呼が終わると、いよいよ「出庫(営業開始)」です!

さて、ここからは実際の営業に関するお話となるのですが、その前に「勤務シフト」について、補足しておきます。

タクシー乗務の勤務シフト(時間帯)は、大きく分けて3つ。
「隔日勤」「日勤」そして「夜勤」があり、夜勤のことを「ナイト」等と呼ぶこともあります。

因みに...「隔日勤」とは、朝7~8時頃に「出庫」して、翌日・深夜1~2時頃に「帰庫(営業終了)」するシフトのこと。
ざっくり言えば、(一般的なサラリーマンの)2日分を1日に集約するといった感じのシフトです。

また、最近の傾向としては、早朝にご利用されるお客様への対応として、14~15時に「出庫」する遅めのシフトも増えて来ています。

さて、話を(「営業」の話題に)戻しますが...
朝7~8時頃に「出庫」する場合、人・場合によって異なりますが、多くの運転手は、都心に(頭を)向けてタクシーを走らせます。

私の場合も、第一京浜や第二京浜を上り、通勤の方をお乗せすることが多いです。
それぞれの幹線道路の特徴、そして時間帯により、お客様の待ち具合が異なるので、不思議というか・興味深いです。

このあたりは日々の乗務経験や先輩ドライバーからの助言により、だんだん精度が上がっていくものだと思います。

10時頃になると、通勤ニーズも一段落。ここからはいろいろなニーズを鑑みながら車を走らせます。
経験上、手堅いのは山手線の内側および沿線付近で営業することだと思います。
平日の昼間人口は圧倒的に多く、いろいろなニーズが混在しており、さらにビジネス目的での利用も多いので、比較的・安定してお客様をお乗せできる可能性が高いと思われます。
※ただし、土曜・日曜そして祝日は例外。週末に(例えば)官庁街を走ってもお客様に出会える率は低くなります。

15~17時くらいは比較的・静かな時間帯。そして、それ以降は「人の流れ(動き方)」が変わり、帰宅や繁華街・盛り場へ向かうニーズが多くなって来ます。
当たり前のことですが、本当に「人の流れ(動き方)」というものは不思議で、時間帯・天候、そして曜日などに左右されます。

さて、20時以降のニーズ(の中心)は繁華街に移ります。
お酒を飲み、いーい気分となり、そのままタクシーでご帰宅!といった感じのお客様ですねぇ。
バブル期ほど景気がいーいわけではないですが、接待などでは「タクシーチケット」でご乗車されて来るお客様もいらっしゃいます。(^^)

終電後のタクシーニーズも一段落する翌日・深夜2、3時頃には、そろそろ「帰庫(営業終了)」です。

帰庫後は、現金やクレジットカードの明細・タクシーチケットを売上とつき合わせたうえでの納金(営業所への入金)作業になります。
※無事に帰庫出来た安堵と、1日の疲れを同時に感じる時間(帯)となります。

納金の後は、洗車の時間。
冬などは、手がかじかみ大変ですが...車両への(その日の)労いを込めて、きれいに洗い上げます。

さて、タクシー運転手の1日...こ~んな感じですねぇ。(^^)
※「隔日勤」の場合、例えば15日、16日といった連続した勤務はありえません。

乗務(勤務)の次の日を「明け」と呼び、2日分のアフター5 といった感じになります。

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