2017年10月10日火曜日

急がば回れ!?

急いで(目的地まで)行って!というお客様に...。

タクシーを利用されるお客様に「はやく(目的地まで)行きたい」というニーズがあることは理解しています。(^^)

ただ、
そういった場合(急げぇ!と言われた場合)、特にベテランの運転手であれば、ある程...
『できるだけ頑張ります!』と答えはするものの、走り方はいつもとそう変わりない場合が多いです。

何故か?

ベテランの運転手になれば、なる程、「事故」の恐ろしさを知っていると同時に、不必要に急がせるお客様に(ある種の)不快感を持っていることが多いものです。

私の場合、出来るだけ(もちろん「安全に考慮したうえで」...)車両の少ない車線に進路変更したり、急いでる体を出すためにギヤ・2速で走ったりしたこともあります。(^^;

タクシードライバーを長いことやっていると、不特定多数のお客様に(毎営業日ごとに)お会いすることになり、人間を観察する機会が比較的・多くなり...
『本当に(お困りになって)急いでいる方』か?Or
『自分勝手に、急がせている方』か?等など、わかって来るものです。

前者のようなお客様の場合、スイッチが入って「なんとしても...」等と、頑張ってしまう場合が殆どですが...

黄色信号から赤信号に変わったばかりの時に『行っちゃえ!行っちゃえ!』とか言うお客様もいますし、
安全を優先して、微妙なタイミングの信号の変わり目だったので止まったら...『チッ!』と舌打ちする方もいます。

ここで、
突然ですが...『旅客自動車運送事業運輸規則』というものがあることをご存知ですか?
これは、旅客自動車運送事業の適正な運営を確保することにより、輸送の安全及び旅客の利便を図ることを目的に制定されたものです。

「運送の引受け及び継続の拒絶」...いわゆる“乗車拒否”の定義なども記されています。
その第十三条は以下の通りです。

↓↓↓
一般乗合旅客自動車運送事業者又は一般乗用旅客自動車運送事業者は、次の各号のいずれかに掲げる者の運送の引受け又は継続を拒絶することができる
1. 第四十九条第四項の規定による制止又は指示に従わない者



↓↓↓(では...第四十九条第四項とは?)
旅客が事業用自動車内において法令の規定又は公の秩序若しくは善良の風俗に反する行為をするときは、これを制止し、又は必要な事項を旅客に指示する等の措置を講ずることにより、運送の安全を確保し、及び事業用自動車内の秩序を維持するように努めなければならない。

↓↓↓
私は弁護士でないので、解釈し切れているわけではありませんが...
赤信号なのに無視して進め!とか、制限速度以上でもっとはやく走れ!
とかそういう強要するお客様は、(乗車中であれ)乗車拒否されたとしても、強く文句は言えないような気がします。

別に、その規則を盾にして、どぉーこぉー言うつもりはありません。
ただ、タクシー運転手も「人間」ですからねぇ。
↓↓↓
言い方ひとつで、態度は変わるもの。
また(急がせるあまりに)事故でも起こしてしまったら、かえって“遅くなって”しまうこと等も、考慮いただければ本当にありがたく・嬉しく思います。(^^)

お客様には「気持ち良く」タクシーをご利用いただきたく、そして・私(たち)としては「気持良く」お送りしたいと思っているだけですので...悪しからず。m(__)m

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