2017年10月9日月曜日

タクシー車両の基礎知識

ド派手なカラーリングから、一見して「それ」と判るタクシー。
その車両の(意外に知られていない)特徴・機能をご紹介いたします。

1つ目は、俗に「行灯(あんどん)」と呼ばれているもの。
タクシーの最も象徴的な目印でもあり、屋根の上に設置されている「社名表示灯」とも呼ばれているランプに関する話題です。

日本交通さんの場合は「桜にN」の行灯、
日個連(日本個人タクシー連合会)所属の個人タクシーさんは「提灯(ちょうちん)」、東個協(東京都個人タクシー協同組合)所属の方々は通称"でんでん虫"と呼ばれる「かたつむり」形の行灯を付けています。

出典:掲載写真 日個連(日本個人タクシー連合会)/「ちょうちん」表示灯について





出典:掲載写真 東個協(東京都個人タクシー協同組合)/ ご利用案内

私もお客様から質問されて、認識したのですが...点灯している時と消灯している際の違いをご存知ない方が意外に多いご様子なので、ご案内いたします。
この「行灯」...地域にもよりますが、空車の場合は点灯し、実車(お客様が乗っていること)の場合は消灯することで、乗車を希望する方への配慮として、設置されているものでもあります。

また、タクシー強盗が横行した頃に、強盗から守るための「防犯灯」として取り付けられたのが始まりとも言われており、私の乗っている車両のハンドル下方に(も)非常用スイッチがあり、ONにすると「行灯」が赤く点滅したうえで、自動的に無線センターに(緊急を知らせる)連絡が入るようになっています。

因みにですが...私は、
この「非常用スイッチ」を誤ってONにしていまい、無線センターや営業所から安否確認の連絡が入るといった失態を「やらかして」しまった経験があります。

そんな経験「ありません(か)?」など...今度・タクシーを利用する機会にでも、運転手(さん)に尋ねてみてはいかがですか。

さて、2つ目の話題は「料金メーター」についてです。
普段は料金を確認する際に目にするだけでしょうが、いろいろな機能が備わっていることをご存知でしょうか?
まずは、もうすぐ「メーターが上がりますよ!」といったことが判る機能。

これについては、何度かテレビ等でも紹介されているようなので、ご存知の方もいるとは思います。
下の写真で(も)判る通り、「賃走」と表示されている部分が段階的に網掛けとなり、全てが網掛けになった際...「メーターが上がる」仕様になっています。
メーターの製造メーカーによって、その(表示の)仕様・仕方は違うようですが、注意深く確認すれば「そろそろ上がりそうだなぁー」と判るはずです。

ただし、料金節約時のポイント・ご注意点としては、(止まる際に)ギリギリではなく「余裕を持って」ご指示いただくことです。
運転手は、他の交通の邪魔にならないよう、そして・お客様が降車しやすい場所を考慮したうえで車両を止めますので、多少のタイムラグが生じる可能性があります。

その「タイムラグ」により、メーターが上がってしまった場合に、要らぬストレスが生じないよう、「余裕を持った」ご指示をおすすめいたします。

さて、続いての機能は「高速ボタン」です。

その名の通り、高速道路を走行・進行する際に使用するボタンです。
一般のタクシーは「時間距離併用(制)運賃」が適用されており、その詳細は運転席もしくは助手席の後ろに料金表とともに表示されていることが殆どです。

ご乗車中、信号待ちや渋滞などにより、走行速度が10km以下になった場合や、お客様の都合により、タクシーを待機させる場合には、この時間(制)が適用され、1分45秒ごとに「メーターが上がる」ようになっています。

さて、「高速ボタン」に話を戻せば...
このボタンを押した際には、時間(制)が無効化されます。
言い換えれば、高速道路利用時には、高い通行料を払っているので、渋滞による料金加算は行わないといった配慮です。
高速道路での渋滞時に、このボタンを押していないようであれば、ご指摘いただければと思います。

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