2017年10月14日土曜日

タクシー乗車における「善管注意義務」違反

輸送の安全及び旅客の利便を図ることを目的に制定されている『旅客自動車運送事業運輸規則』には、
「運送の引受け及び継続の拒絶」...いわゆる“乗車拒否”の定義なども記されている旨を、
以前のブログで紹介しました。
http://risoh4taxi.blogspot.jp/2017/10/blog-post_83.html

上記・規則の第十三条には、
↓↓↓
一般乗合旅客自動車運送事業者又は一般乗用旅客自動車運送事業者は、次の各号のいずれかに掲げる者の運送の引受け又は継続を拒絶することができる
1. 第四十九条第四項の規定による制止又は指示に従わない者
2. 第五十二条各号に掲げる物品(同条ただし書の規定によるものを除く。)を携帯している者
3. 泥酔した者又は不潔な服装をした者等であつて、他の旅客の迷惑となるおそれのある者



とあります。

ただ...「泥酔」とまでは言わないまでも、
お酒をた~んまり飲まれた方が乗車されることも(間々)あります。

そして、この職業に就いている方の多くが、
経験していること、それは...
車内での「嘔吐」ではないでしょうか。
※念のために、お食事中の方がいらっしゃいましたら...m(__)m
恐らく(車内には)「エチケット袋」を用意している運転手も多いことでしょうが、
渡すタイミングが遅れたり、
渡したまでは良いが...(>_<)
といったこともあると思います。

車内で「嘔吐」された場合、後部座席などを汚損されてしまう可能性も高く、

そうなってしまうと...

座席交換ないしクリーニングを終えるまでは、他のお客様を乗せることもできず、(「嘔吐」後の)営業に大きなダメージが生じて来るわけです。

さて、
『シェアしたくなる法律相談所』といったサイトにおいて、
「嘔吐してしまった場合」の法的な責任に関する
興味深い記事がありましたので、ご紹介いたします。

“ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
タクシーに乗るということは、両名の間で旅客運送契約が締結されていることになり、
運転手は、お客さんを安全に目的地まで運送し、
お客さんは運賃を支払う義務を負うことになります。
このことはご存じの方も多いでしょう。
実は、このこと以外にも“互いに損害を生じさせないための善良なる管理者としての義務”(善管注意義務
が発生するのです。
自身の嘔吐の可能性を考慮に入れず、タクシーの座席を嘔吐により汚損してしまうということは、
この「善管注意義務」に違反したということになります。
善管注意義務違反があった場合、乗客はそれにより生じた損害を賠償する必要がありますが、
その賠償の範囲は、社会通念上生じる内容に限られます。
出典(情報ソース):シェアしたくなる法律相談所
https://lmedia.jp/2016/12/02/72548/
  =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ”
上記の損害(賠償)の対象とは「逸失利益」...

先にも書いた
“座席交換ないしクリーニングを終えるまでは、他のお客様を乗せることもできない”
といった「本来であれば得られるはずだった利益」に対するものも含まれるようです。

詳しくは上記サイトをご参照いただくとして、
運転手(さん)、そして・お客様も、
善管注意義務」に留意して、
気持ち良い「ご乗車」としたいものですねぇ。(^^♪

0 件のコメント:

コメントを投稿