2017年10月10日火曜日

デジタルサイネージとタクシー

都内最大手のタクシー会社「日本交通」さんは、フリークアウトの合弁会社「株式会社IRIS」と組んで、新世代デジタルサイネージ「Tokyo Prime」端末を、本体・グループの全車両へ導入し始めています。

デジタルサイネージとは、ディスプレイなどによって映像や情報を表示する広告媒体。
顔認識技術により、性別や年齢を瞬時に判断、見る人に合った映像を瞬時に生成して、最適な広告を表示させることが可能なデジタルサイネージも増えてきています。

テレビCMのように不特定多数に同じ広告を流すのではなく、設置場所の地域性を考慮した「見る人(見るであろう対象)」の設定を行い、その特定層に焦点を絞った広告メッセージが発信できることが特長とされています。

「Tokyo Prime」端末の場合...
実車ボタン(お客様が乗車された際に料金を発生させるボタン)と連動して、広告の表示が開始されるようで、広告主にとっては、より費用対効果が図り・測り易いものとなっているみたいです。

さて、前回の「初乗り上限410円と自動運転化」
http://risoh4taxi.blogspot.jp/2017/10/410.html
の記事にも書いたとおり...

今年の1月30日に実施される料金改定をけん引しているのは、東京特定指定地域(特別区、武蔵野市及び三鷹市)を営業区域とするタクシー会社大手4社によって構成される組織、いわゆる「東京四社」のようで、恐らく...けん引している理由のひとつが、将来的な自動運転化及び無償化ではないかと感じています。

その「無償化」に係るひとつのファクタが...この「デジタルサイネージ」だと思っている次第。
自動運転化は手動運転と比較してハード面でコストがかかると考えられるが、量産されれば1台当たりの値段は劇的に下ることでしょう。
そうなれば、人件費が掛からない自動運転タクシーのコスト競争力が一気に高まり、「大手(タクシー会社さん)」が有利となることでしょう。

更に...この「デジタルサイネージ」に係る取り組みが想定・想像どおりうまくいった(の)ならば、その先には「無償化」も見据えることも出来、タクシーは単なる移動手段ではなく、ITインフラをフル活用したマーケティングビジネスへと変わっていくと“推測”している次第です。

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